「外国人の差別や偏見に結びつけてはならない」伊万里強盗殺人事件 ベトナム人技能実習生逮捕で冷静な対応を呼びかけ

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佐賀・伊万里市で起きた外国人技能実習生による強盗殺人事件をめぐり、伊万里市長は、「事件を国籍に基づく差別や偏見に結び付けてはならない」と冷静な対応を呼びかけた。



「尊い命が失われた痛ましい事件」

伊万里市の深浦市長は、7月に伊万里市の住宅で親子が切りつけられて死傷し、近くに住むベトナム人技能実習生が強盗殺人の疑いで逮捕された事件について、「尊い命が失われた痛ましい事件」と述べた(8月4日の定例会見)。

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事件後、市民からは相談や問い合わせが寄せられているという。このため、市は防災危機管理課を窓口にして対応している。



差別や偏見に結び付けてはならない

その上で、市内で約1000人の外国人が生活し真面目に働いているとして、市長は冷静な対応を呼びかけた。

伊万里市 深浦市長:
(外国人は)地域経済の維持、継続していくための大切な方々であり、また市民として生活されていることから、このような事件を国籍に基づく差別や偏見に結び付けてはならないと考えています

(サガテレビ)

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