勤務する高校で複数の女子生徒の体を触ったり不適切な発言を繰り返していた北海道立の高校の男性教職員が、8月6日付で停職3か月の懲戒処分となりました。
処分を受けたのは、北海道南部の高校に勤務する男性教職員(57)です。
北海道教育委員会によりますと、男性教職員は2023年10月と24年6月、勤務する高校の女子生徒計2人に、不必要に体へ触れたり、不適切な内容の発言をし不快感を与えるセクハラ行為をしていました。
女子生徒から被害を聞き取った保護者が学校側へ連絡し、行為が発覚。
学校などからの聞き取りに男性教職員はセクハラ行為を認めていて「自分の感覚がずれていて、相手がどのように受け取るのか考えて行動できていなかった」などと話しています。
また北海道教育委員会は同日付で、いずれも同僚女性職員に不必要な身体接触をした北海道東部の高校の男性事務長(49)を停職1か月、北海道胆振地方の高校の男性教師(60)を減給6か月とする懲戒処分を下しています。