本物の拳銃と同様の実弾の発射能力があるおもちゃの拳銃が県内でも3丁確認されました。
県警は回収を呼びかけています。
KTN記者
「カラフルで手の平サイズのおもちゃの拳銃。 一見、普通のおもちゃに見えますが、本物の拳銃と同じ発射能力があるということです」
警察が回収を呼びかけているのは、中国製の玩具「リアルギミックミニリボルバー」です。
色は少なくとも6色あり、全長12.5センチ、プラスチック製で実弾をこめると本物の銃と同じ発射能力があります。
県警刑事部組織犯罪対策課 神田雅弘 次席調査官
「銃身と弾倉がそれぞれ貫通していて、弾を込めることができる」
クレーンゲームの景品として、これまでに31道府県で約1万6千丁が流通しているとみられますが、回収できているのは3パーセント足らずの約450丁です。(7月16日時点)
県警によりますと県内での流通は確認されていないということですが、今年4月から5月にかけて他県から持ち帰った3人から届出がありました。
神田雅弘 次席調査官
「子供のおもちゃとして出回っている状況があれば、早期に警察署に届けていただきたい」
回収の期限は今年12月末までで、警察はそれ以降、所持していた場合は銃刀法違反になるおそれがあるとして警察署に届け出るよう呼びかけています。