東京・足立区の住宅街で狙われたのは、母親が大切に育てていたリンゴです。
被害者:
傷んでいるのは残して、大丈夫なのは全部もぎ取って…。
白昼堂々現れた“リンゴドロボー”の犯行の瞬間を、防犯カメラが目撃していました。
画面奥からやってきた自転車の2人組。
このうち1人がリンゴの木の横に止まると自転車から降り、敷地内に侵入。
躊躇なくリンゴに手を伸ばしました。
まるで自分が育てたリンゴを収穫するかのように、1つ、2つ、…6つ。
根こそぎもぎ取り、自転車の後ろのカゴへ。
そして、瞬く間に2人は走り去っていきました。
被害者:
多分80代くらいの夫婦でしたね。後ろのカゴにネギも積んでいたので、近くのスーパーの買い物帰りに取っていった感じだと思います。
70代の母親にとって、毎年、リンゴの世話や収穫をするのが一番の楽しみだったといいます。
被害者:
「今年は何もできなくなっちゃった」って落胆していた。人のものを勝手に取るのはよしてほしい。
被害者はすぐに110番通報。
警察に相談をしているということです。