北方領土の元島民らが船の上で先祖を偲ぶ「洋上慰霊」が8月7日に行われ、伊東良孝沖縄・北方相と鈴木直道知事が参加しました。
「北方墓参」はロシアのウクライナ侵攻などの影響で再開の見通しがたっていません。
今年4回目となる「洋上慰霊」には、元島民などのほか、伊東沖縄・北方相と鈴木知事を含む計82人が参加しました。
出発式で鈴木知事はいまだ返還に至っていない北方領土への思いなどを話しました。
「元島民の方の平均年齢は89歳。洋上からの慰霊となったことは極めて残念」(鈴木直道 北海道知事)
7日は天候が悪く日程を短縮して行われました。
北方領土の洋上慰霊はあわせて7回行われる予定です。