元中日監督の 落合博満氏と元DeNA監督の 中畑清氏が23日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)に生出演した。 番組では、ストライク、ボールの判定をカメラを使って行う“ロボット審判”が20日(日本時間21日)、オープン戦のドジャース―カブスでメジャーで初めて適用されたことを報じた。 21年からマイナーリーグの試合で導入し、実験を重ねてきた“ロボ審判”が今OP戦からメジャーでも試験的に導入されている。各チーム2度の権利を持ち、球審の判定通りなら権利が消滅。判定が覆れば回数は減らないというルール。 落合氏は、ロボット審判に「審判からしたら、たまったもんじゃないでしょうね」と印象を明かした。さらに人間とロボットでは「どっちが間違えているかと言えば審判の方が間違えてますよ」と指摘した。 その理由を「自分のストライクゾーンがありますから、それからちょっとでも外れたりすればストライク、ボールというのが審判ですから」とし「それを機械だと、ストライクゾーンきちっと表示するわけでしょ?そこに一角でもかかっていればストライクっていう判定になるんで。たいがい審判の方が間違えていると思います」と解説していた。 報知新聞社
試合後にメモをとる阿部慎之助監督(カメラ・相川 和寛) ◆オープン戦 巨人2―7広島(23日・那覇) 巨人が2番手・西舘勇陽投手の5失点、堀田賢慎投手の2失点で7点を奪われ、広島に敗れた。打線は浅野翔吾外野手の2安打や途中出場のルーキー荒巻悠内野手のヒットなどで10安打を放ったが、暴投で奪った2得点とタイムリーなしに終わった。 * * * 【阿部慎之助監督の試合後の一問一答】 ―主力野手が初出場 「今日初めてみたいなもんだから。どんどん場数を増やしていけばいいかなと思います」 ―1番・丸が初実戦で初回に安打 「いい調整してきてくれたと思っているのでね」 ―浅野が2安打 「ね、しっかりスイングしたりもできてるし、その中で結果も出してるんだけどね、(守備で)あのレフトフライ後ろ向いて横に落ちてたからね。(結果ヒットに)そういうのあると使えないよね」 ―守備が 「そうだね。DHあるんだったらいいけどないからねセ・リーグ。守りがしっかりないと。特に外野の守備力がうちは低いから若い選手のね。そこを何とか自分らで競争していかないと残れないよね」 ―西舘は3回5失点 「あまり内容は良くないんだけど、ローテーション争うピッチャーなんだから、もうちょい内容も良くしていかないと印象良くないよね。変化球操れない。変化球操れなかったら1軍で投げられないからね」 ―荒巻が今日最初の打席でオープン戦初安打 「実戦派、実戦向きなのかなと思って見てるので。しっかり自分のファーストスイングで前に、インフィールド内に打てるからね。そこらへんは大したもんだなと思って見てますよ。初見のピッチャーだしねみんなね」 ―明日は田中将大が初実戦、久保コーチとやってきた 「あとはもうバッター立ったらね、そこを意識しながら投げる感覚を良くしていってほしいなと思います」 報知新聞社
計量に臨んだ亀田京之介(中央左)とネリ(TMK提供) 「ボクシング・10回戦」(23日、ティファナ) 元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(30)=メキシコ=がWBA、WBO世界フェザー級15位の亀田京之介(26)=TMK=を7回TKO勝ちし、再起戦を飾った。 ネリは昨年5月に世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥に挑み、6回TKO負けを喫して以来の再起戦。「ネーリ!」というホームの声援が響く中で、ネリが序盤からラッシュの中で、2分過ぎに亀田のカウンターが当たりネリが膝をつき、亀田もダウンを主張していたが、スリップの判定。会場は騒然となった。 2回もネリが圧力をかけていく展開。亀田はボディーで反撃を試みるが、なかなか突破口が見いだせない形が続いた。3回は静かな展開から、ネリが一気に詰めて再び押し込む展開に。それでも亀田がカウンターの右フックを顎に当ててネリが止まる場面もあった。 4回は亀田が挑発する場面からネリが一気に攻勢を仕掛けていった。5回には亀田がネリの頭によるバッティングに右目上をカット。6回もネリのバッティングに左目上を切った。7回もネリの圧力に亀田がスリップのような倒れ方もダウンとされると、その後も猛攻を浴びてボディーでダウン。レフェリーが試合を止めた。 事前会見では亀田の挑発にネリが激怒し、殴りかかる騒動が起こり、前日計量ではネリは1回目で900グラム超過。再計量でクリアした。