同じ住宅敷地で新たな姿 体長約1メートルのクマが“再訪”
クマが再び姿を現したのは、登米市中田町上沼の住宅敷地内。17日午後6時ごろ、近隣住民が自宅近くのモモ畑に体長約1メートルのクマ1頭を発見した。
住人が撮影した動画には、茂みの中に現れたクマが、木から落ちたモモの実を食べる様子がはっきりと映っていた。クマは人の気配を感じることなく、夢中で複数の実を口にしていたという。
同じ敷地に 同一個体の可能性
この場所では、同じ時間帯に茂みに座り込むクマの姿が住人により目撃・撮影されていた。クマはその後、北の方向へ立ち去ったとされていたが、今回の動画に映るクマの体格や行動パターンから、同一個体の可能性が高いと見られている。
今回の映像は、住宅街のすぐそばまで野生動物が迫っている現実を物語っている。今後も地域住民への警戒が求められる。