8月4日夜、北海道遠軽町の自動車専用道、旭川紋別自動車道で、子グマとみられる2頭が道路上をうろついているのが目撃されました。車との接触事故などはありませんでした。
クマが目撃されたのは、遠軽町白滝にある旭川紋別自動車道の白滝インターチェンジから約1キロ西の地点です。
警察によりますと、4日午後9時20分ごろ、旭川紋別自動車道を東に向かって走行していた人が、片道一車線の、センターラインのポール付近をウロウロしている、体長約1.2メートルの子グマと思われる2頭を目撃しました。
目撃者はクマに気づき、車を減速して慎重に横を通りすぎたということです。
前後の車両も同様に減速して走行しました。
しかし、2頭のクマは、その場を離れず、道路上をうろついていたということです。
通報を受けた警察が現場周辺をパトロールしましたが、クマの姿や痕跡は発見されませんでした。
これまでに接触事故などは報告されていませんが、警察は夜間の走行時には特に注意を呼びかけています。