複数回にわたり“執拗”に破壊
建造物損壊と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の52歳の男。
警察によると、男は6月25日午前7時半ごろから翌26日午前5時ごろまでの間、蔵王町に住む会社役員の男性の自宅を訪れ、外壁や所有する乗用車をハンマーなどで複数回にわたり叩いて壊した疑いがもたれている。
被害男性は6月25日の夜、自宅で「何かを叩くような音」を聞き、翌朝外に出て確認したところ、外壁の一部と乗用車のボディに大きなへこみがあるのを発見したという。
迷った末の届け出、逮捕は1カ月後
被害男性は当初、警察に届け出るかどうかを迷ったが、事件から1カ月以上が過ぎた8月4日、被害届を提出。その日のうちに、警察が関係者から聞き取りなどを進め、知人である男を逮捕した。
警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているという。
警察は、動機や事件に至る経緯について詳しく捜査を進めている。