伊万里市の深浦市長は7月31日に開かれた廃棄物最終処分場に関する住民説明会について「進行の不手際があったかもしれない」として陳謝しました。
4日午前の伊万里市の定例会見の冒頭で深浦市長は市内で開かれた廃棄物の最終処分場に関する住民説明会について言及しました。
説明会では建設地周辺の一部の人にしか説明しないまま計画を進めていることなど、市や県の対応に怒りの声が集中。また、質疑では手を挙げる人が絶えないなか、予定時間を過ぎているとして30分ほどで打ち切られていました。
深浦市長はこの対応について「質疑応答は予定の30分取っており説明が長引いたため短くなったわけではない」としながらも「進行の不手際があったかもしれない」として陳謝しました。
また、7月市内で発生した技能実習生による強盗殺人事件に関して、深浦市長は市内で多くの外国人が真摯に働き生活していることに触れ「国籍に基づく差別や偏見に結び付けてはならない」として冷静な対応を求めました。