去年、新潟県南魚沼市内にあるスキー場のリフト使用シーズン券について、転売や貸与が禁止されているにも関わらず、ホテルの宿泊客に有償で販売する目的でだまし取った疑いで、中国籍の男女3人が再逮捕されました。
3人は同じスキー場のリフトのシーズン券を、ホテルの宿泊客に有償で貸与する目的で、シーズン券1枚の交付を受け、だまし取った疑いですでに逮捕されていました。
詐欺の疑いで逮捕されたのはいずれも中国籍で、南魚沼市内でホテルを経営する男(33)とそのホテルに勤務する南魚沼市に住むアルバイト従業員の女(33)、東京都に住む会社員の女(33)です。
3人は去年7月下旬ごろ、南魚沼市の石打丸山スキー場の譲渡や転売、貸与が禁止されているリフトのシーズン券を、男が経営するホテルの宿泊客に有償で貸与する目的で、会社員の女(33)名義などのシーズン券3枚の購入を申請し、11月上旬ごろ、このシーズン券の交付を受け、だまし取った疑いが持たれています。
事件は、3人の余罪捜査の過程で発覚。
警察によりますと、3人はホテルの宿泊客に対し、石内丸山スキー場の1日リフト券よりも安い値段でシーズン券を販売していたということです。
警察は共犯事件であり、捜査に支障をきたすことから、3人の認否を明らかにしていません。
警察は3人がシーズン券を入手した詳しい経路などについて捜査しています。