あわら市の温泉街で接待を伴う飲食店を無許可で営業し、未成年に客の接待をさせていたとして、34歳の経営者の男が逮捕されました。
風俗営業法違反(無許可営業・年少者雇用)の疑いで逮捕されたのは、あわら市芦鶴・飲食店経営の34歳の男です。
警察によりますと、男はあわら市温泉5丁目で「夜の喫茶店『LINK』」というコンセプトカフェを営業していました。この店は、女性スタッフがカウンター越しに特定の客と談笑する接待を伴う店であるにもかかわらず、風俗営業の許可を受けていなかったということです。また男は、未成年と知りながら17歳の少女に接客をさせていた疑いが持たれています。
警察に「接待を伴う店で未成年も働いている」という内容の情報提供があり、捜査の結果、容疑が明らかになりました。
男は「風俗営業の店ではないので法律違反にはならないし、未成年者を働かせても問題ない」という趣旨の供述をし、容疑を否認しているということです。
なお、風営法は悪質ホストクラブ問題をはじめとする社会情勢を踏まえ、2025年6月28日に罰則が強化された改正法が施行されました。改正法の施行後、県内では初の摘発です。