広島市南区の商業施設で店舗のキャッシュレス決済端末に「9999万9999円」などと打ち込み、利用額に応じたポイントを不正に得た疑いで、19歳の男が逮捕されました。
電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区に住むアルバイトの男(19)です。
警察によりますと男は、先月5日から9日までの間に、自身のアルバイト先だった広島市南区松原町にある商業施設内の店舗で、買い物をしていないにもかかわらず、キャッシュレス決済端末に購入金額として4回にわたり合計1億959万9999円を打ち込み、利用額に応じたポイントを不正に取得。
さらに先月29日にも、同じ商業施設内の別の店舗で、店員の目を盗んで決済端末を操作し、「9999万9999円」と打ち込み、ポイントをだましとった疑いがもたれています。
商業施設の関係者から「変なポイントの付き方をしている」と警察に届け出があり被害が発覚。
警察の調べに対し男は「ポイントを不正につけたことにまちがいありません」と容疑を認めています。
男は、不正に得たポイントを飲食店や衣料店などで私的に使ったものとみて、警察が捜査を進めています。