明石家さんま ジェームス三木さんを追悼 「多大な迷惑を…」朝ドラ“降板騒動”を謝罪

明石家さんま

【写真あり】さんまが出演した朝ドラで主演を務めた女優

 さんまは、沢口靖子が主演を務めた1985年のNHK連続テレビ小説「澪つくし」に、“ラッパの弥太郎”こと弥太郎役で出演していた。

 「本当にもう…多大な迷惑をジェームス三木さんにかけてるんで。もう本当に申し訳ない…」と振り返ったのは、時間を掛ける収録についてだった。さんまは「1度ケンカしたんですよ。“すんません、お手洗い行ってきます”っていう台詞があったんです。そのシーンで一言。それで1日かかるリハーサルで呼びよったんですよ。待てと。それぐらい、その日できるわ!ってマネジャーに言うて。でも“ほかのメンバーも来ているんで、来てもらえませんか?”って。で、“やめるわ!しょうゆ樽に落ちて”」と続けた。

 さんまは「俺、勝手にしょうゆ樽に落ちて、共演者に“あ、弥太郎死んだ”って言うてもらって、次の週から出んとこ、と思ったんです」としたが、その話を聞いたジェームスさんが、「わざわざ俺を説得に、NHKまで来てくれて。喫茶店まで行って、俺を説得してくれはったんですよ」と語った。

 さんまは、役の弥太郎死亡での降板を申し出たがジェームスさんは「さんまちゃん、聞いて。ラッパの弥太郎は僕自身なんですよ」と明かしたという。「将棋がうまくて人当たりがいい。“さんまちゃんには、僕を演じてもらってるんですよ。だから、そう簡単に辞めないで欲しい”」と説得され「そう言われたらね。ホンマかウソか分からんへど、“それなら頑張らせていただきます”って言うて、ずっと出ていたんですけど」と振り返り、最後に「わざわざ来ていただいた。申し訳ない。本当に本当にご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

Related Posts