
NHK連続テレビ小説「あんぱん」より
24日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、のぶ(今田美桜)の夫・次郎(中島歩)が逝去した。初七日を終え、実家を訪れたのぶに蘭子(河合優実)が言葉をかける。
【写真】あれ?蘭子と次郎さんが一緒に?!
最愛の豪(細田佳央太)を亡くしている蘭子は「とにかく食べて眠る。こんな時、そうするしかないがやき。お姉ちゃんがなんにも食べんで一人でしょんぼりしよったら、次郎さん、悲しむき」と実感を込めて告げる。
気丈に振る舞っていたのぶだったが、妹の言葉に涙を流し、蘭子はやさしく抱きしめた。つらい経験を知る蘭子だからこその言動に、ネットも涙。
Xでは「すでに大切なひとを亡くしている蘭子の言葉は響く」「大切な人を失う悲しみを知っている 眼差しは優しく、姉を柔らかく包みこんでいく。なんて素敵なシーンなんだ。」「食べて眠る。ハタコさんと蘭子ちゃんの説得力」「のぶは、戦争で多くを失い、教師としての痛みを自分の中に秘め守ってきた。次郎を失い心が折れ、初めて自分の感情を誰かに委ねた。蘭子がのぶの感情を開放した。のぶは一人では泣きませんでしたが、その心の強さはこの時、変化した様な気がします。」「蘭子の優しくも凛とした言葉と態度 豪を戦争で亡くしてから、自分もずっとそう思いながら必死に歯を食いしばってここまで生きてきた、という強さと矜持を感じました 無言でのぶを抱きしめた包容力といったらもう」などの声が並んだ。