フジテレビの宮司愛海アナウンサーが、体調不良を理由に生放送を欠席したことが注目を集めている。彼女は自身のInstagramで、体調不良で休む旨を報告し、インフルエンザやコロナウイルスではないことを明らかにしたが、免疫力が低下していたと説明した。
一方、最近報じられた中井正弘アナウンサーの9000万円に及ぶ女性トラブルの影響が、フジテレビ内で広がっている。中井アナは昨年、女性と共に参加予定だった飲み会に、他の参加者が欠席し、トラブルに発展したとされている。この件に関して、フジテレビの編成部長であるA氏の関与が疑われており、女性アナウンサーの一人が週刊文春の取材に応じ、「私もAさんに記号見上記号されました」と告白した。
このような状況の中、フジテレビは外部からの圧力に直面している。米投資ファンドからは第三者委員会による調査が求められ、同局内では信頼回復に向けた取り組みが急がれている。特に、スポンサーからの問い合わせが殺到し、広告収入に影響を及ぼす可能性があるため、フジテレビは危機感を募らせている。
報道によれば、フジテレビは今後、外部の弁護士を交えた調査を実施し、事実確認を進めるとともに、適切な対応を行う意向を示している。しかし、局内では「アナウンス室が崩壊するのではないか」という声も上がっており、企業ガバナンスの問題が浮き彫りになっている。
中井アナのトラブルは国内外のメディアでも注目されており、フジテレビにとっては解散以来、最大の危機に直面していると言っても過言ではない。視聴者や株主の信頼を損なうことなく、この難局を乗り越えることができるか、今後の動向が注目される。