古市憲寿が自身の出演する朝の生放送番組「目覚まし8」で発言した内容が、世間で大きな反響を呼んでいます。2025年1月23日、古市氏はフジテレビの問題に言及し、「フジテレビは企業としての体を成していない」と厳しい表情で語りました。また、87歳の経営者が長年権力を持つ状況についても異議を唱え、「この問題が収束するためには、経営陣が一度退くべき」と述べました。

この発言は、同日に発表された中井正浩の芸能界引退というニュースとも重なり、古市氏の見解に注目が集まっています。中井の引退は、彼の女性トラブルに関連する問題から派生しており、古市氏はSNS上で「色々とやるせない」と感情を吐露しました。彼は、引退の前日には中井との共演写真を公開し、過去の思い出を振り返る投稿を行っています。

一方で、同じく問題発言があったお笑いタレントのエハラマサヒロは、SNSでの投稿が賛否を呼んでいます。エハラは、法を犯していないのに多くの人が影響を受ける現状を批判し、「印象操作」で楽しいものが奪われていくことに疑問を呈しました。この投稿に対し、賛同する声と反対する声が入り混じり、SNS上での議論が活発化しています。

古市氏は、今後のフジテレビの対応についても懸念を示し、経営陣が信頼を回復するためには、真摯な姿勢が求められると強調しました。彼は、経営陣が一度刷新されることが必要だとし、視聴者やスポンサーからの信頼を取り戻すための具体的な行動を促しています。

この一連の騒動は、メディア業界の透明性や責任についての議論を呼び起こしており、今後どのような展開が待ち受けているのか、注目が集まっています。古市氏とエハラの発言の違いが、世間からの評価にどのように影響するのか、引き続き見守る必要があります。