ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田大毅氏(36)が自身のユーチューブチャンネルで、身内の試合を〝ガチ予想〟した。いとこでWBA&WBO世界フェザー級15位・亀田京之介(TMK)が、22日(日本時間23日)にメキシコで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)と対戦。試合は124ポンド(約56・2キロ)契約のノンタイトル10回戦で行われる。
大毅氏は「体重自体で言うと、京之介選手にだいぶ有利ですね。リーチも長いし、身長も大きい」としながらも「正直、分は悪いんですよ。すごく悪い。かみ合いも悪い。京之介って、前に来られると正直、弱いんですよね。ネリって突進してくるんで。なりふり構わずブンブン振ってくる。その突進に耐えられるというか、ボクシングができるのかな」と分析した。
さらに「ネリはサウスポー。ジャブも入りにくい。動きもトリッキーというか、特殊な動きをする。井上(尚弥)選手だって初めの出合い頭を食らうぐらい、初見はどこから飛んでくるか分からないんですよ。もしかすると、その一発で取り返しのつかないことになるかもしれない。パンチもある選手」と難敵であることを強調した。
一方で、京之介の勝機については「ネリは振りが大きいんで、その間にボディーを入れる。そこしかない」「京之介が勝つんだったら、3ラウンド以内。後半とかは絶対ないと思う。ある程度ブロックしながらボディーだけをとらえればKOもできると思う。予想は違いますけどね」と指摘する。
その上で「ここは正直に言いますわ。フラットに見た予想。ネリが5ラウンド以内にKO(勝ち)」と忖度抜きにズバリ予測した。