吉沢亮「国宝」絶賛の舞踊シーン やり切った…でも「まだその倍残っている日々、毎日限界の先」

main-image

 俳優の吉沢亮が18日、TBS系「日曜日の初耳学」の未公開インタビューで、大ヒット映画「国宝」の過酷な撮影秘話を明かした。

 「国宝」は任侠の世界から歌舞伎の世界へ行った役者の人生を描いた作品。特にライバル役の横浜流星とともに見せた踊りのシーンは圧巻。撮影のために1年半、歌舞伎の稽古をしており、本家の歌舞伎役者たちからも絶賛の声が上がっている。

 この踊りのシーンについて吉沢は「本当に踊りが大変でした」と振り返り「ちょっとした手の角度、首の角度で見え方が全然変わるし、激しいダンスと違って、きつい体勢を保ったまま止まらないといけない」とコメント。

 「基本的に監督はどのシーンも頭からケツまでやるが何十回もやる。今ので相当やり切ったでしょ、これだけやったら絶対いい画が撮れたよっていう状況までいって、まだその倍残っているという日々。毎日限界の先に行っていた」と振り返った。

 さらに「いざ、本番になったら監督が来て『きれいに踊れることは分かったから、もっと感情的にやってくれ』と言われる」とも語り「歌舞伎をやりながら、各々の心情、バックボーンが現れるシーンが多くて、その人の人生を見ている感覚になるし、歌舞伎役者さんじゃなく、僕らみたいな俳優がやる意味がめちゃめちゃ詰まっている」と自分たちが「国宝」を演じる意義を訴えていた。

Related Posts