北海道東部、芽室町の山林で、釣りで訪れ行方不明になっていた団体職員の女性(42)と次男(7)が11日、無事発見されました。
2人は10日午前8時30分ごろ、芽室町の美生ダム付近で釣りをするため、夫と長男とともに家族4人で訪れました。
釣り場までは徒歩で、30分の距離で、夫と長男、女性と次男の2手に分かれて移動。女性と次男がいつまでたっても釣り場に来なかったため、夫が10日夜、警察に通報しました。
警察や消防は11日早朝から約40人態勢で捜索を始め、午前10時ごろに自力で下山する2人を発見し、保護しました。2人にけがはありません。
警察によりますと、女性は登山経験が豊富で、非常食を持っていたうえ、日が高い段階でビバーク(緊急野営)すると判断。一夜を過ごしたということです。