九州南部で記録的な大雨が降り続く中、鹿児島県姶良市蒲生町では土砂崩れが発生し、女性の捜索活動が緊急に行われています。午前5時頃に通報があり、すでに10時間以上が経過していますが、依然として行方不明の30代女性の捜索が続いています。現場では裏山が崩れ、住宅や倉庫が押し流されており、建物には大きな傾きや屋根の穴が見受けられます。
消防や警察の関係者は、絶え間なく現場に出入りし、捜索活動を強化しています。最近ではチェンソーの音も響き渡り、救助のための努力が続けられています。土砂崩れの影響で、同じ住宅に住む他の2人の女性は病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり、命に別状はないとのことです。
さらに、姶良市では洪水によって橋が押し流され、周辺の住宅に水が浸入しています。また、霧島市では国道504号線が完全に埋没し、避けようとしたトラックが川に転落する事故も発生。2人が軽傷を負ったとの報告があります。現在、霧島市のオートキャンプ場では、大人と子供合わせて40人が孤立している状況です。
この記録的な大雨による被害は広がっており、床上浸水や床下浸水の住宅被害も多数確認されています。現地の状況は非常に厳しく、今後の天候にも注視が必要です。引き続き、最新情報をお伝えします。