交付金返還事務怠り隠ぺい 遅延金も発生 唐津市職員を懲戒処分【佐賀県】

交付金の返還事務を期日までに行わず、延滞金を発生させたうえ、遅延の発覚を隠ぺいしたとして、唐津市の職員が懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、呼子市民センター地域支援グループの30代男性副主査です。
男性副主査は、昨年度から今年度にかけて、障害者自立支援給付費のうち、国や県へ返す必要があった交付金の返還事務を期日までに行わず、本来支払う必要がなかった2530円の延滞金を発生させました。
また、遅延が発覚することを隠し、上司や県の担当者へうその報告をしていたとして、唐津市は、8日付けで減給10分の1の懲戒処分としました。

また、管理監督の立場にあった50代の係長も減給10分の1の懲戒処分となっています。
唐津市は、職場内での情報共有が欠落していたことが原因としたうえで、「支払いのスケジュールなど職員間で確認できる体制をつくり、再発防止に取り組む」としています。

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