埼玉県八潮市で2025年1月に起きた道路陥没事故を受けて開かれた県の連絡会議で、県内では水道で562カ所、ガスで87カ所の不具合があったと報告されました。
連絡会議は2回目で、国や県、インフラ事業者など約100人が出席しました。
会議では2024年度、実施された県内の道路やガスや水道など各施設の点検の結果が報告されました。
水道で562カ所、ガスで87カ所の不具合があったということですが、修繕はほとんど完了しています。
会議では今後に向け、効率的な調査方法がないかなどの意見が出ました。
県地下占用物連絡会議 上田章紘 会長(長崎河川国道事務所長)
「目に見えないものだが、大事なインフラはたくさんあるので、関係者と意識を合わせて対応したい」
今年5月には、長崎市の市道で水道管が老朽化により破損し、漏水が発生しています。
国の提言なども参考に、次回の会議の日程や内容を検討することにしています。