3日夜、兵庫県淡路市で開催された花火大会で、打ち上げ花火が筒の中で暴発する事故があった。
この影響で、花火大会は開始から10分で中止となった。

■花火が空に上がらず 船の上で暴発
夜空に次々と上がる花火。
しかしその後…。
「うわ!」「ちょっとミスったんちゃうん?」
花火が空に上がらず、低い位置で爆発。
別のカメラでも…。
「きゃっ!」「大爆発だ!」
3日淡路市の国営明石海峡公園で、午後7時半から行われていた花火大会。
開始からおよそ10分後、発射台がある船の上で花火が暴発した。

■「下の方でバーン!何か変やな」 花火師や来場客にけが人なし
花火を見ていた人:下の方でバーン!となって、シューシューシュー!と(音が)なっていた。何か変やなと。
花火を見ていた人:“安全でを確保することができないので、これで中止します”と。初めての経験で残念。
花火大会は30分間で、およそ5000発を打ち上げる予定だったが、わずか10分で急遽中止に。
当時船には花火師ら9人が乗っていたが、来場者およそ2万4000人も含めてけがをした人はいなかった。

■「船上で30センチ尺玉が暴発」と実行委員会の説明
一体何があったのかー、実行委員会は…。
「淡路市夏まつり花火大会」実行委員会:船から花火の打ち上げをするんですけれども、船に設置の筒の中で花火が開花してしまった。
実行委員会によると船上に設置していた、打ち上げ用の筒の中でおよそ30センチメートルの尺玉が暴発。筒が破損し、安全に打ち上げることができるか分からないため、中止を決めたということだ。
実行委員会は「法律に基づいた方法で打ちあげを行っていたが、暴発の原因を検証する」としている。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月4日放送)
