日本の女優、永野芽郁がモントリオールでのファンタジア国際映画祭に登場し、フランス語と英語での挨拶を披露し、観客を驚かせた。この瞬間、日本のエンターテインメント界が世界に誇る才能を再認識させる出来事となった。彼女は、漫画家・東村明子先生と共に舞台に立ち、観客の心を掴む姿を見せた。
永野さんは、満員の劇場で「ボンソワール、こんばんは。今日は来てくれて本当にありがとうございます」と流暢なフランス語と英語で挨拶。これには現地の観客が驚愕し、会場は熱気に包まれた。彼女の言葉に、観客はポップコーンを落とすほどの驚きを隠せなかったという。
映画祭は毎年モントリオールで開催され、ジャンル映画を愛するファンが集まることで知られている。永野さんが主演する映画『かくかくしかじか』は、正式コンペティションにノミネートされる快挙を達成した。受賞は逃したものの、ノミネート自体が大きな称賛を受けた。
舞台挨拶では、東村先生もフランス語と英語で自己紹介し、会場からは「悪子先生!」のコールが巻き起こった。観客とのやり取りは盛り上がり、上映後はスタンディングオベーションが起こるなど、熱烈な反響を呼んだ。
永野さんは、モントリオールの雰囲気を「都会と田舎が混ざった落ち着く場所」と表現し、観客の温かさに感謝の意を示した。このイベントは、日本の文化が国境を越えて感動を与える力を持つことを証明した。今後の彼女の活躍にますます期待が高まる。