29日午後、北九州市門司区のマンションの敷地内で見つかった不発弾のようなものはアメリカ製の手りゅう弾であることが分かりました。
門司警察署によりますと、29日午後0時半ごろ、北九州市門司区清見のマンション裏の雑木林で、草刈りをしていた業者が手りゅう弾のようなものを発見しました。
草に紛れていて、直径約5.5センチ、長さ約11センチだということです。
警察は、現場から半径30メートル以内の住民に対して避難誘導しましたが、午後4時半すぎに自衛隊が回収し、避難は解除されました。
その後の調べで、回収されたのはアメリカ製の手りゅう弾だと分かりました。
回収された手りゅう弾は、未使用のものに付いているピンやレバーはなく、信管はあり、パイナップルのような形をしていました。
全体的に錆びていてかなり古く、使える状態にないことなどから、警察は事件性はないと判断しています。