島根県の隠岐・知夫村沖で漁に出かけたまま帰って来ないとして、行方不明になっていた男性漁師が29日朝に遺体で見つかりました。漁船も転覆しているのが見つかっていました。
隠岐海上保安署によりますと、28日午後3時過ぎに「漁師が単身漁に行ったきり帰って来ない。転覆した船を発見したが、行方不明者は見つかっていない」などとの通報がありました。
その後の捜索で、遺体で見つかったのは、知夫村の出 竹男(で たけお)さんで、28日に漁船「福漁丸( 2.85トン)」に乗り1人で漁に出かけていたということですが、帰って来ず、海保に通報がありました。
漁船は、知夫里島の南にある神島付近で転覆した状態で見つかっていて、29日早朝から海保の巡視船や民間ボランティアの島根県水難救済会浦郷救難所の所属船10隻などが捜索していました。
当時の天候は晴れで、北東風が4メートル、波の高さは0.3メートルで視界も良かったということです。