京都の焼肉店で衝撃的な事故が発生しました。25日午後、京都市下京区の「京都焼肉え4条店」にて、グリルに消毒用アルコールを追加した結果、爆発が起きました。この事故で、127歳の女性客が右腕と左肩に重傷を負い、さらに女性従業員も火傷を負う事態に。全員が救急搬送されました。
目撃者によると、21歳の女性従業員が食材を焼くためのグリルに消毒用アルコールを注ぎ足したところ、猛烈な火が上がり、近くにいた女性客の衣服にも燃え移ったというのです。消防は119番通報を受けて迅速に出動し、現場は一時騒然となりました。
この事故は、飲食業界における安全管理の不備を浮き彫りにしています。消毒用アルコールを燃料として使用すること自体が極めて危険であり、過去にも類似の事故が報告されています。ネット上でも「こんなことが起こるなんて信じられない」との声が上がっており、経営者の責任が問われる事態となっています。
現在、京都府警は業務上過失障害の疑いを視野に入れ、詳しい調査を進めています。安全対策の徹底が求められる中、再発防止策が急務です。今後の展開に注目が集まります。