札幌市白石区に住む20代の男が、自宅で、妻を暴行しケガを負わせたとして傷害の疑いで逮捕されました。一方、妻もこの事件直後、男の腕にかみついたとして、暴行の疑いで逮捕されました。
7月27日午前2時ごろから午前3時30分ごろにかけて、男は20代の妻の頭を平手でたたいて、後に転倒させ、頭部打撲と頸椎捻挫で約1週間の治療が必要なケガを負わせた疑いがもたれています。
その直後に妻も、男の腕にかみついたとして、暴行の疑いがもたれています。男にケガはありません。
妻が近隣の住宅に駆け込み、110番通報を依頼し事件が発覚。警察が事情を聴き、2人を逮捕しました。
調べに対し男は「妻の言葉遣いに腹が立って頭をたたいて押し倒した」と容疑を認めています。一方、妻は「殺されそうだと思ったから腕をかんだ」と話しています。
警察によりますと、夫婦の自宅には子どもが1人いましたが、現在は安全な場所で保護されているということです。
警察は、トラブルの詳しい原因について調べを進める方針です。