7月27日午後8時30分ごろ、札幌市南区小金湯の百松橋バス停付近で、体長約1.5メートルのクマ1頭が目撃されました。
警察によりますと、回送バスの運転手が対向車線の道路上にたたずむクマを20メートルほど手前で発見。クマはバスが通過する際も逃げることなく、バスがすれ違い走り去るのをそのまま見ていたということです。
目撃された場所は一般住宅からは約600メートル離れた地点で、小金湯温泉から約1キロメートル西に位置します。警察は現場で警戒活動を実施しましたが、クマの姿や痕跡は見つからず、被害も確認されていません。
この付近ではクマの目撃情報が頻発しており、警察は同一個体の可能性も含めて警戒を続けています。