玄海原発にドローン3機が侵入、九州電力は「安全性に問題はない」と発表
昨夜、九州の玄海原発上空にドローン3機が飛行していたことが原子力規制委員会によって確認され、緊急事態が発生しました。午後9時頃、原発の敷地内で無人機が飛行しているとの通報があり、核物質防護に関連する重要情報が即座に発信されました。ドローンはすぐに原発の上空から退去したものの、その飛行目的や詳細は依然として不明です。
九州電力は、午前0時の時点で原発の設備に影響を及ぼす情報はないとし、安全性に問題はないと強調しています。しかし、原発内では現在、3号機と4号機が稼働中で、特に4号機は本日午前2時から定期検査に入る予定です。このタイミングでのドローン侵入は、原発の安全管理に対する懸念を一層高めています。
専門家は、無人機の飛行が原発の運転やセキュリティに与える影響について警戒を呼びかけており、今後の調査結果に注目が集まっています。原子力規制委員会は引き続き、詳細な調査を進める方針を示しています。国民の安全を守るため、迅速な対応が求められています。