被害者は全国で約2万人か 「USBメモリー」預託商法をめぐる詐欺事件 新たに8人目を逮捕 広島

「USBメモリー」の預託商法をめぐる組織的な詐欺事件で、警察は新たに会社役員の男(64)を逮捕しました。一連の事件での逮捕者は8人目です。

警察によりますと、東京都新宿区の会社役員・内田雄己容疑者(64)は、2018年から2021年までの間、宮崎県に住む公務員の60代女性から「USBメモリーを購入すれば、第三者にレンタルして、購入代金を上回るレンタル料を支払う」という趣旨のうそを言って、現金1億3700万円あまりをだまし取った疑いがもたれています。

内田容疑者はこの詐欺事件に関わった会社の国際部門を統括していて、すでに起訴されている代表取締役だった男と同等か、同等に近い立場だということです。

一連の詐欺事件をめぐる逮捕者は内田容疑者が8人目。

43都道府県で約2万人の被害者がいて、被害総額は1800億円を超えるとみられています。

警察はほかにも共犯者がいるとみて捜査を続けています。

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