フジテレビは、週刊文春が報じた中井さんと女性とのトラブルに関する記事の一部を訂正した。フジテレビの広報は、事案が発生した食事会に関して、同社の社員が設定に一切関与していないと強調した。最初の報道では、女性がフジテレビの社員に誘われて中井さんとの食事会に参加したとされていたが、後に女性自身が中井さんに誘われたことが確認され、記事が訂正された。
フジテレビは、社員Aがトラブルに関与した事実は変わらないと考えているものの、調査によると社員の関与はなかったと主張している。しかし、社員Aが女性を誘ってバーベキューに参加した事実は認めており、これは2023年5月に行われたもので、タレントや他のテレビ局のスタッフも参加していた。
また、記事が配信されたのは、事態の再会見が行われる2日前であり、フジテレビはこの情報を把握していなかったという。今後、第三者委員会による調査が行われ、報告書が3月末に提出される予定だ。フジテレビの対応については、透明性の欠如が指摘されており、企業としての社会的責任が問われている。
今回のトラブルを巡っては、フジテレビの調査が甘いとの声もあり、特に週刊文春の報道を受けて会見に臨んだ際に「知らなかった」とする発言が信頼を損ねたとの指摘がある。今後の調査結果に注目が集まっており、フジテレビがどのように対応していくのかが焦点となる。