今度は「AIロボット犬」…即決購入も実物は“昭和のおもちゃ” ソニーや東大の“お墨付き”うたう偽広告被害 いずれも関与を否定

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名古屋市で衝撃の詐欺事件が発覚!「AIロボット犬」と称される商品を購入した心理カウンセラーの竹内さんが、実際には昭和のおもちゃが届いたと訴えています。広告動画では、まるで本物の犬のような可愛いロボットが紹介され、東京大学やソニーの共同開発と謳われていました。しかし、実際には存在しない東京大学の「人工知能学部」との関与を否定した両者。広告の信憑性を疑う声が続出しています。

竹内さんは4500円を支払い、数日後に届いたのは期待を裏切るおもちゃ。彼女は「3歳の子供でも喜ばない」と語り、SNS上でも同様の被害を報告する声が続々と上がっています。広告には、AI技術でご主人の性格を読み取り、懐いてくるといった魅力的な文句が並んでいましたが、実際にはただ吠えるだけの玩具だったのです。

専門家は、広告に使用されている映像が生成AIによるものである可能性が高いと指摘。偽広告の手法は巧妙で、実在の企業名を利用することで信頼性を装っています。被害者たちは返金を求めるも、業者との交渉は難航。弁護士は、直接交渉の危険性を警告し、警察や消費者センターへの相談を勧めています。

この詐欺事件は、今後も被害が拡大する恐れがあり、注意が必要です。消費者は、信頼できる情報源からの確認を怠らないよう呼びかけられています。

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