埼玉県戸田市で、ゴミ処理施設の火災が引き起こした混乱が深刻化しています。火災の影響でゴミ収集が停止し、市民は大量の放置ゴミに悩まされています。住民からは「めちゃくちゃ困ります…臭いし」と悲鳴が上がっており、問題は日に日に悪化しています。
火災は3日前、戸田市の衛生センターで発生。地下1階のゴミ粉砕室から出火したと見られ、現在原因は調査中です。市はゴミ収集の停止を知らせるチラシを掲示していますが、各ゴミ集積所には放置されたゴミ袋が山積みになっています。特に生ゴミの悪臭が漂い、住民は早急な解決を求めています。
コンビニエンスストアでもゴミ箱の使用が中止され、飲食店は捨てられないゴミの山に頭を抱えています。ある女性は「本来は月曜日に捨てるはずだったのに、溜まってしまった」と困惑の表情を浮かべています。この異常事態は、明日までの収集再開が見込まれるものの、明後日以降も続く可能性があるとのこと。
東京消防庁によると、今年のゴミ処理施設での火災は25件に達しており、リチウムイオン電池が原因のケースが多いとされています。ゴミ出しができないこの状況は、特に生ゴミにとって致命的です。戸田市民は、早急な対応を望んでいます。市は今後の情報を注視し、適切な対策を講じる必要があります。