参院選・公明党 “給付”も“減税”も「両方行う」独自色で支持拡大狙う…背景に「給付だけでは戦えない」危機感や支持者高齢化で得票数減

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参院選が迫る中、公明党が大胆な戦略を打ち出しました。物価高対策として自民党と連携しながらも、独自に所得税の減税を掲げ、「給付」と「減税」の両方を実施する方針を強調しています。これは、党内に広がる「給付だけでは戦えない」という危機感が背景にあるとされています。

公明党は、物価高を乗り越えるための選挙として、税制改革を訴えています。減税と給付の両方を強調することで、支持基盤の拡大を狙っていますが、実際には支持者の高齢化が影響し、得票数が減少している現状も無視できません。先月の都議選では、36年ぶりに落選者を出す事態に陥りました。

この危機感を踏まえ、公明党は若年層の支持拡大を目指し、YouTubeにサブチャンネルを立ち上げました。著名人との対談や党幹部の紹介を通じて、新たな支持層の獲得を狙っています。選挙戦は熾烈を極める中、彼らは「責任ある限税」を掲げ、次なる一手を模索しています。

公明党の未来は、果たしてこの新たな戦略で切り開かれるのか。参院選の行方が注目されます。

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