【フジテレビ】10時間超え会見 中居正広氏とフジ社員の関係は? 「週刊文春」は記事を一部訂正

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フジテレビは、新社長・清水新氏のもとで、約10時間にわたる記者会見を行い、同社の信頼回復に向けた取り組みを強調しました。会見には191人の記者が参加し、長時間にわたって質問が続きました。これは、昨年6月に発生した人権侵害の可能性がある事件に関する一連の報道が発端であり、フジテレビ社員Aが関与しているとの報道がありました。

清水社長は、社員Aの関与を否定しましたが、「特定の日付に関してはAが関与していない」と限定的な表現を用いました。また、昨年5月に中居正広氏のマンションで開かれたバーベキューパーティーに社員Aが参加していたことが、トラブルの背景にあるかもしれないと述べました。

さらに、週刊文春は、当初の報道内容を訂正し、女性が社員Aに誘われたのではなく、中居氏に誘われたことを認めました。女性は取材に対し、Aがセッティングした会の延長であったと証言しています。これにより、社員Aがトラブルに関与していた事実は変わらないとの立場を示しました。

会見では、トラブル発生後のフジテレビの対応についても言及され、報告が社長に上がったのは事態把握から約2ヶ月後であったことが明らかになりました。清水社長は、調査の躊躇や情報の不一致があったため、迅速な対応ができなかったと説明しました。

フジテレビの現役社員の意見として、信頼回復は難しいとの声も上がっており、親会社の社外取締役7名は信頼回復を実現できる人材選びを求める意見書を提出しました。今回の会見は、フジテレビが抱える課題とその克服に向けた重要な一歩となりました。

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