自民党、東京都議選で歴史的大敗!都民ファーストの会が第1党に躍進し、自民党は過去最低の21議席を記録しました。この衝撃的な結果は、党内の政治資金問題や物価高対策への不満が複雑に絡み合ったものです。特に、自民党の26人の議員が収支報告書不記載で問題視され、幹事長経験者6人の公認見送りが痛手となりました。
石茂市相が打ち出した2万円の給付金案は、消費税減税を求める声に対する逆風となり、国民の支持を得られませんでした。内閣支持率の回復も望めず、都議選での惨敗が参院選に与える影響は計り知れません。投票率は47.59%に上昇し、国民民主党と賛成政党が初めて都議会に進出するなど、政治地図が変わりつつあります。
自民党幹部は、都民ファーストとの選挙協力を選んだ公明党の影響を指摘し、無党派層の支持を得られなかったと分析。しかし、根本的な問題は、現役世代が求めるのはばら撒きではなく、減税であるということを理解していないようです。
このままでは、来月の参院選でも大敗する恐れが高まっています。自民党が国民の声に耳を傾けず、自らの利権を優先する姿勢が、国民の信頼を失わせているのです。今後の動向から目が離せません。