斎藤知事 元総務部長への情報漏えいの指示を改めて否定 内部告発問題めぐり 兵庫県議会で追及続く

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兵庫県議会で、斎藤知事が元総務部長への情報漏洩の指示を改めて否定する緊迫した事態が展開されています。今日の一般質問では、議員たちが元総務部長が告発者の情報を漏洩したとの結論を下した第委員会の対応について厳しく追及。知事は「全総務部長に指示はしたことはない」と強調しましたが、その言葉はさらなる疑念を呼び起こしています。

内部告発問題を巡るこのスキャンダルは、知事の信頼性を揺るがす深刻な事態となっています。議員たちは、元総務部長に責任を押し付け、幕引きを図ろうとしていると非難。知事は、漏洩が認定された元総務部長に対しては会処分を下したものの、刑事告発は考えていないと再度明言しました。この姿勢は、さらなる不信を招いていると見られています。

また、斎藤知事は情報漏洩の責任を組織の長として取るため、給与を5割引き上げる条例案を提出。しかし、複数の会派がこの案の採決を見送る動きにあり、事態はますます混迷を深めています。兵庫県の政治が揺れる中、今後の展開に目が離せません。議会は、斎藤知事の説明を受けて引き続き厳しい姿勢で追及を続ける構えです。斎藤知事にとって、信頼回復への道は険しさを増しています。

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