日本大学「重量挙部」元監督・難波謙二容疑者(63)逮捕 学費免除の新入部員にウソをつき205万円詐取した疑い

日本大学の重量挙部元監督、難波謙二容疑者(63)が、学費免除の新入部員に対して虚偽の説明を行い、205万円を詐取した疑いで逮捕されました。難波容疑者は、2022年に入学予定だった4人の新入部員の保護者から、学費名目で現金を騙し取ったとされています。

具体的には、難波容疑者は奨学金制度によって学費が免除される予定の新入部員やその保護者に対し、「初年度は支払いが必要」と嘘の説明を行い、現金を振り込ませた疑いがあります。元部員の一人は、入学前に100万円近くを振り込んだと証言し、実際には学費が免除されることを知らずに支払いを行ったと述べています。

警視庁は、難波容疑者が過去10年間で48人の保護者から約3800万円を詐取していたと見ており、全ての事件を解明する方針です。今回の事件は、教育機関における詐欺行為の深刻さを浮き彫りにしており、学生や保護者が安心して教育を受けられる環境の重要性が再認識されています。

難波容疑者の逮捕は、今後の教育界における透明性や信頼性の確保に向けた一歩となることが期待されています。引き続き、警察の調査に注目が集まります。

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