「私は大谷翔平」元通訳・水原被告“なりすまし”音声…禁錮4年超 26億円賠償求刑【報道ステーション】(2025年1月24日)

Thumbnail

元通訳の水原一平被告が、メジャーリーグの大谷翔平選手になりすまして銀行口座から約26億円を騙し取った事件が注目を集めています。2022年2月、大谷選手のキャンプイン前に録音された音声データには、水原被告が銀行の担当者との会話で「私は大谷翔平です」と名乗り、受け答えを続ける様子が記録されています。この音声は、警察が裁判所に提出したもので、事件の重要な証拠となっています。

水原被告は、昨年3月に不正賭博の疑惑が浮上し、メジャーリーグのロジャースから解雇されました。その後、彼は大谷選手の銀行口座からの不正引き出しを行い、約26億円を騙し取った罪で有罪となり、昨年5月に訴えられました。彼は、これまでに24回にわたり大谷選手になりすまして行動していたことを認めています。

アメリカの連邦検察は、水原被告に対して禁錮4年9ヶ月の判決を求めており、賠償金として26億円余りを大谷選手に支払うよう求めています。水原被告は、仕事の忙しさや経済的な困難からギャンブルにのめり込み、結果として犯罪に手を染めたと説明しています。しかし、警察側は水原被告がギャンブル依存症であったことを否定しています。

この事件は、スポーツ界における倫理の重要性を再認識させるものであり、今後の判決は2月6日に言い渡される予定です。水原被告の行動が、どのような影響を及ぼすのか、引き続き注目が集まります。

Related Posts