【中居正広さん“女性トラブル”】当時フジ専務「怒りの感情」 23日のフジHD臨時取締役会 注目点は？

フジテレビの中居正広さんを巡る女性トラブルについて、関西テレビの太田社長が会見を開き、当時フジテレビ専務取締役だった自身の感情を語った。このトラブルは昨年6月に発生し、フジテレビの社内では大きな波紋を呼んでいる。

太田社長は、トラブル発生直後にその報告を受けたとし、事案の重大さに衝撃を受けたと述べた。「女性への配慮を最優先に対応したが、番組を継続する判断については難しい決断だった」と語り、怒りの感情があったことも明らかにした。中居さんのレギュラー番組は、その後全て終了することが決定した。

報道によると、一部週刊誌ではフジテレビ社員の関与が疑われている。太田社長は「性接待の事例はない」と強調しつつ、現状を踏まえ調査が必要であるとし、第三者委員会の設置を検討する意向を示した。フジメディアホールディングスは、23日に臨時取締役会を開催し、この問題について議論する予定である。

また、アメリカの投資ファンドであるダルトンインベストメンツが、フジテレビに対し信頼回復のための具体策を求めている点も注目されている。彼らは第三者委員会の設置を強く要求しており、これが今後のフジテレビの運営にどのような影響を与えるかが懸念されている。

この一連の騒動により、フジテレビはCM差し替えやスポンサーの撤退など、売上にも直接的な影響が出ている。今後もこの問題がどのように進展するのか、視聴者や関係者からの注目が集まっている。