【中居正広さん女性トラブル】関西テレビ社長「重い案件で港社長に報告をあげた」「カンテレは一切関係ない」事案発生当時はフジテレビ元専務 会見を弁護士はどう見た?【解説】(2025年1月22日)

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タレント中居正広さんの女性トラブルに関する騒動が、メディア業界全体に波紋を広げています。先週、フジテレビは急遽会見を開いたものの、参加できる記者を制限し、映像撮影を認めないなど、透明性に欠ける対応が批判を呼びました。その結果、75社以上のスポンサーがCM放映を見合わせる事態に至っています。

1月22日、関西テレビが大阪で毎年恒例の社長会見を開催しました。フジテレビとは異なり、テレビカメラの撮影が許可され、開かれた形での会見となりました。太田社長は、騒動の発生当時フジテレビの専務取締役だったことを明かし、「関西テレビは一切関係していない」と強調しました。彼は、当時の事案が「重い案件」であったため、港社長に報告したと語り、迅速な対応を示唆しました。

一方で、フジテレビの会見では社長が多くの質問に対して答えられない姿が印象的であり、透明性の欠如が指摘されました。法律事務所の長井弁護士は、この会見に対する疑問を投げかけ、特に「被害者のプライバシーを守る」という名目の下、報道姿勢との整合性に問題があると述べました。

関西テレビは、今後女性アナウンサーを含む社内調査を行う方針を示しています。これにより、業界全体の信頼回復が求められる中、各メディアがどのような対応を取るかが注目されます。太田社長は、今後も被害者の権利を優先しつつ、透明性を持った調査を行っていく考えを示しました。

この問題は、メディア業界の信頼性を揺るがすものであり、今後の展開に多くの関心が寄せられています。

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