J2札幌が2日に行われたアウェーの山口戦に0―2で敗れ、開幕3連敗。3戦無得点(7失点)で最下位20位に沈んでいる。
1シーズンでのJ1復帰を目指して臨んだ今季は最悪のスタートとなった。今季から指揮を執る岩政大樹監督は試合後に「選手たちは死力を尽くして戦ってくれた。素晴らしい試合。皆さんには伝わったと思う。(選手は)スタートから最後まで大変な中、よく戦ってくれたと思う」とイレブンをねぎらった。
試合内容についても「それもよかった。ここまで2戦と違って自分たちのチャンスをつくりだしている。0―2になってからもつくり続けていたのは、これまでと違う。自分たちのスタートとなる試合だったと思う」と評価した。
しかし、結果が伴わない状況でのこんな発言にSNS上には様々な意見が上がった。「開幕3連敗で、内容いいとか…。開幕から無得点、7失点。どこか素晴らしい試合なんだよ」「岩政監督大丈夫か? 3連敗でいい内容だったって言っちゃってる」とツッコミが入る。
その一方で「負けて素晴らしい試合と言える岩政監督のポジティブメンタル、(次節は)ジェフに勝つかもしれん」「岩政監督信じてるんだけど声高にこれ言うためには勝ち点3という結果だしてくれや」と後押しする声もある。
次節(9日)はようやくホーム開幕戦。開幕3連勝で好スタートを切った千葉が相手だが、良い内容を結果に反映させることができるか。
岩政監督は「まずは今日(2日)まで続いたキャンプをしっかり癒やしてリフレッシュしてサポーターの皆さんに届く戦いをしたい」と意気込んだが、SNS上に「3節までアウェーに来たサポに失礼じゃないか?」との声が上がるのも結果が出ていないからだろう。