8回、交錯しながらも盗塁を決める福島(撮影・飯室逸平) 「練習試合、阪神-DeNA」(24日、バイトするならエントリースタジアム宜野座) 阪神の育成・福島がアクシデント連発も闘争心を見せた。 八回、一塁へ駆け込んだ際に一塁手と接触。激しく転倒する事態となったが、プレーを続行した。直後、二盗を決めたが、二塁へ頭から滑り込んだ際に相手野手と激しく接触。相手の肘が顔面に入り、上から乗っかられるような形となって悶絶した。 慌ててベンチからトレーナーと藤本コーチが駆けつける事態に。ベンチからは代走・植田が送られようとしていたが、起き上がって出場を志願。2年目の育成選手ががむしゃらな姿勢を見せ、スタンドからも大きな拍手が降り注いだ。
全日本選抜競輪を制した脇本雄太は賞金ボードを手に笑顔を見せる 豊橋競輪場の今年最初のG1「万博協賛・第40回全日本選抜競輪」(優勝賞金4190万円)優勝戦が行われ、脇本雄太(35=福井)が優勝した。 脇本は史上初となる、6つのG1とグランプリを勝つ「グランプリスラム」を達成した。 ゴールの瞬間、笑顔をたたえ、右腕を力強く上げた脇本。「グランプリスラムは自分の中での目標の1つだった。こんなに早く達成できるとは思っていなかった。本当にうれしい」と語った。 2着は寺崎浩平、3着は深谷知広だった。古性優作は7着に終わった。
DeNAは阪神に逆転負けを喫した。初回、西勇から井上がソロ本塁打を放ち先制。3回、ドラ4ルーキーの若松が近本の左犠飛で同点に追いつかれる。4回、桐敷に対し牧の左前適時打で2-1と勝ち越し。しかし6回、庄司が森下に左中間2点本塁打、町田に適時二塁打を浴び2-4と逆転される。さらに8回、阪神から加入の岩田が原口に2点適時打を浴び、さらに京田の失策で2-7と突き放され、特別ルールで行われた9回裏は浜地が2失点を喫し2-9で敗れた。 スタメンは1番DH・度会、2番センター・桑原、3番ファースト・井上、4番セカンド・牧、5番キャッチャー・山本、6番ライト・蛯名、7番サード・加藤、8番レフト・東妻、9番ショート・森敬のオーダーを組んだ。 DeNAはドラ1ルーキー・竹田が今季初先発。先頭の近本に左安を許すも、中野をニゴロ併殺、佐藤輝を空振り三振に打ち取る。 2回、代わったゲラに対し山本は右飛、蛯名は空振り三振、加藤も空振り三振で三者凡退に終わる。この回から代わってドラ2ルーキー・篠木が登板。森下を遊ゴロ、大山を桑原の好捕で中飛、前川を中飛に打ち取る。 3回、代わった石井に対し東妻は中飛、森敬は左飛、度会はニゴロで三者凡退。その裏、篠木に代わりドラ4ルーキー・若松が登板。木浪に左安、梅野に死球、糸原はニゴロ、近本の左犠飛で1-1の同点に追いつく。中野はニゴロ。 4回、代わった桐敷に対し桑原が左安、暴投で二塁へ進み井上は右飛、牧の左前適時打で2-1と勝ち越し。山本は三ゴロ併殺。 その裏、2年目の石田裕が登板。佐藤輝を見逃し三振、森下に左安、大山には詰まらせながら右二塁打を浴びるも、前川を空振り三振、木浪に四球、梅野を空振り三振に切り、なんとか無失点に抑える。 5回、代わった木下に対し、蛯名は右邪飛、加藤が右安、東妻は空振り三振、森敬の打席で加藤は二盗を試みるも失敗。石田裕は糸原を空振り三振、近本をニゴロ、中野を右飛で三者凡退に抑える。 6回、代わった早川に対し、森敬は右飛、度会は見逃し三振、梶原は遊飛で三者凡退。この回から育成の庄司が登板。佐藤輝に右安、森下に左中間本塁打を浴び、2-3と逆転を許す。大山は空振り三振、前川の中安で中堅手・梶原の失策で二塁へ。木浪を蛯名の好捕で右飛。町田に左越え二塁打を打たれ、2-4。 7回、代わった富田に対し、井上は左飛、知野は二飛、松尾は詰まりながらも左安、蛯名は遊ゴロに終わる。庄司は福島に中安、小幡は空振り三振、その間に福島に二盗を決められる。 8回、代わった伊原に対し、加藤は一ゴロ、東妻は左安、代打・京田は左飛、代打・九鬼は遊ゴロでこの回も無得点。庄司に代わり岩田が登板。豊田を投ゴロ、島田に四球、高寺に中安、坂本を空振り三振、原口に中越え2点適時打を浴び、2-6。福島の三ゴロを京田が悪送球で2-7。福島に二盗を決められる。小幡に右安、二盗されるもアルナエスを空振り三振。 9回も相手9番手・工藤の前に追いつくことができず。特別ルールで裏も行われたが、浜地が高寺に適時二塁打、榮枝に左前適時打を浴び2-9とされ、試合終了。