フジテレビの佐々木恭子アナウンサーを巡る騒動が、メディアやネット上で大きな注目を集めています。この事件の発端は、国民的タレント中井正さんの女性トラブルに起因しています。中井さんは一昨年、女性Xさんとの間に深刻な問題が発生し、解決金が支払われる事態となりました。この報道により、中井さんはCM契約の打ち切りやレギュラー番組の差し替えなど、大きなダメージを受けました。 一方、このトラブルがフジテレビ内での女性アナウンサーへの扱いや、企業ガバナンスの欠如の問題へと発展しました。被害を受けた女性が佐々木アナに相談したにもかかわらず、適切な対応がなされたとの報道が出たことで、フジテレビへの批判が高まりました。この問題は、株主からも指摘されるほど深刻な事態へと発展し、企業としての信頼が危機に瀕しています。 さらに、佐々木アナが社内表彰で社長とのディナー賞を受賞したことが、タイミング的に批判を呼ぶ結果となりました。彼女は現在、精神的に追い詰められ、出社を見合わせているとの情報もあります。週刊誌は、佐々木アナや他の幹部が被害女性の訴えを握りつぶしたと報じ、結果的に名誉を傷つける形となりましたが、その後の訂正が行われたにもかかわらず、謝罪の動きは見られません。 この騒動は、単なる芸能トラブルに留まらず、フジテレビの構造的な問題を浮き彫りにしています。視聴者や読者からは、企業がどのようにして信頼を回復するのか、また佐々木アナがどのように自身の立場を説明するのかが注目されています。今後、彼女がどのようにこの問題に向き合い、改善へと進むのかが求められています。
中央競馬の今年最初のG1レース、フェブラリーステークス(ダート1600メートル)が23日、東京競馬場で行われ、2番人気のコスタノヴァ(牡5・木村)が直線で抜け出して初のG1勝利を飾った。鞍上の34歳レイチェル・キング騎手は女性騎手として初のJRAの平地G1制覇の偉業を達成。レース後のインタビューで残した言葉が「格好良い」「これぞプロ」と話題になっている。 東京コースは6戦6勝だ。コスタノヴァは、スタートで若干出遅れながらも二の足の速さでポジションを確保。そのまま流れに乗ると、絶好の手応えで最後の直線に向いた。キングの仕掛けで早々に先頭に立つと、そのまま府中マイルのゴールを駆け抜けた。 レース後は中継インタビューに登場し、笑顔で「アリガトウゴザイマス」と挨拶した。その後、「JRAの(平地)G1では女性ジョッキー初制覇、記録的な勝利になりましたが今のお気持ちいかがですか」と問われたキングは、通訳を介しこう答えた。 「感動しております。これは女性騎手ではなくて、1人の騎手として(日本のG1を)自分で獲ることができて非常にうれしいです。JRAや取材側の方、サポートしていただいた方に感謝しております。ありがとうございます」 母国・豪州で多くのG1を勝っているキングにとっても日本のG1勝ちは喜びひとしおの様子。女性ジョッキーの域を超えたこの発言にはX上の競馬ファンから「この部分特に格好良いと思った」「これぞプロですわ」「スマートな返答でカッコイイです」「キング姉さんのインタビューかっけぇ」などの声が上がっていた。 昨年、初めて短期免許で来日したキング。重賞を2勝し、日本のファンに腕を印象付けると、今年も新年の京都金杯をサクラトゥジュールで勝利し、今回で初のG1勝ちとなった。
ボクシングのIBF世界フェザー級1位・亀田和毅(TMK)がユーチューブチャンネル「TMK BOX TV」で、注目の一戦を総括した。 日本時間23日、いとこでWBA&WBO&WBC世界フェザー級15位・亀田京之介(26=TMK)が元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(30=メキシコ)と敵地メキシコで対戦。7ラウンドにネリの猛攻を受けて2度のダウンを喫し、TKO負けとなった。 和毅は京之介の戦いぶりに「京之介、よう頑張ったよ。全然、倒せる場面もあったし。実力差がめちゃくちゃあった試合ではないよ。全然、いけてたよ」と改めて高く評価した。 一方で「アイツがもっと、ホンマで練習しといたら。これはアイツが感じてると思うから。こんだけの短い期間では…。だから、ずっとトレーニングせなあかんでと。これで分かると思う」「後半になってくると、経験値やから。ネリは何試合も長いラウンド戦ってるから。京之介は慣れてないし。カットしたというのも慣れてない」と課題を指摘した。 その上で「全部、めちゃくちゃいい経験になると思う。京之介が今回、この試合を受けたことによって、すごい学んだことがある。絶対、今後に生きると思う」「アイツはもっといける。俺は今日のを見て分かった」と今後の京之介の成長に期待を寄せた。