九州・山口で線状降水帯が発生し、猛烈な雨が降り続いています。昨夜からの降雨により、道路が冠水し、緊急車両の通行が困難な状況が続いています。福岡、大分、熊本、長崎、山口の各県では、今朝にかけての大雨による被害が相次ぎ、特に川の氾濫が深刻です。現地では救急車が立ち往生するなど、緊急対応が求められています。
気象庁によると、今日も九州から関東にかけて広範囲で激しい雨が予想されており、九州北部では24時間で最大250mmの降水量が見込まれています。四国や東海地域でも200mm、近畿で180mm、関東で150mmの降水が予想されており、すでに九州では8月の平年降水量を大きく上回る記録的な雨が観測されています。
今後、九州北部では昼過ぎまで、南部では昼前まで線状降水帯の発生が予想されており、関東や東海でも午前中に大雨の恐れがあります。夕方には前線の北上に伴い、北陸地方にも活発な雨雲がかかる見込みです。道路の冠水や低地の浸水、土砂災害には最大限の警戒が必要です。市民は最新の情報を確認し、安全確保に努めてください。