自民党幹部、都議選ボロ負け理由にめちゃくちゃ言い出す

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自民党が東京都議会選挙で歴史的大敗を喫し、党内に激震が走っています。自民党はわずか21議席を獲得し、過去最低の結果となった一方、都民ファーストの会は31議席を獲得し、第1党に返り咲きました。この惨敗の背後には、政治資金を巡る裏金問題や、物価高対策として打ち出された国民一律2万円給付が逆風となったことが影響しています。

自民党内では、26人の収支報告書不記載が発覚し、幹事長経験者6人の公認見送りが決定。党の信頼性が揺らぎ、支持率の回復も見込めない状況です。石茂市相が提案した給付金案は、消費税減税を求める声の中で「ばら撒き」との批判を受け、逆効果となりました。

さらに、党幹部は公明党が都民ファーストとの選挙協力を選んだ影響が大きいと分析。選挙戦略の見直しが急務となっており、来月の参院選に向けた危機感が漂っています。投票率は47.59%と前回より上昇したものの、国民民主党や賛成党の躍進が見られ、政治地図にも変化が生じています。

井上ト連会長は「我々の訴えが届かなかった」と厳しい表情で語り、この結果が自民党にとっての大きな打撃であることを示唆しています。今後の選挙に向けて、党内の混乱が続く中、国民の声に耳を傾ける姿勢が求められています。自民党はこのままではさらなる敗北を招く恐れがあると警告されています。

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