人気タレント中居正広氏に対する疑惑が、2025年1月に再燃し、フジテレビの女子アナウンサーに関する「上納システム」の問題が浮上しました。週刊文春は1月16日、新たな被害者の証言を報じ、事態はさらに注目を集めています。
この新たな告発では、フジテレビの女性アナウンサーが中居氏や同局の幹部とともに高級ホテルでの会食に参加させられ、そこでの不適切な行為があったと主張しています。告発者は、幹部から「中居さんたちと飲み会をするために来てほしい」と依頼され、ホテルに赴いたところ、予想外のトラブルに巻き込まれたとのことです。
文春によると、告発者はスイートルームに案内され、そこには中居氏や他の男性タレントがいたとされ、その後、危険を感じてトイレに避難したと語っています。また、フジテレビの内部からも、女子アナウンサーが接待要員として動員されているとの証言が寄せられ、組織内での体制の問題が浮き彫りになっています。
この騒動は国内にとどまらず、海外メディアにも取り上げられ、アメリカの投資ファンド、ダルトンインベストメンツがフジメディアホールディングスに対して独立した調査を要求するコメントを発表するなど、国際的な注目を集めています。彼らは、これがエンターテインメント業界全体の問題を反映していると指摘し、フジテレビのガバナンスに対する懸念を表明しました。
一方、フジテレビは記者会見を開き、様々な疑惑に対する説明を行いましたが、参加した記者たちからは非公開の環境での説明に対する批判が相次ぎました。社長は、調査委員会を設置し徹底的に調査する方針を示しましたが、具体的な回答を避ける姿勢が疑念を呼んでいます。
このように、元タレントの中居氏を巡る一連の騒動は、今後も注目を集め続けることでしょう。世間の関心が高まる中、真相解明が待たれます。