フジテレビの人気タレント、中居正広さんを巡る女性トラブルが報じられ、アメリカの投資ファンド、ダルトンインベストメンツがフジテレビ親会社に対して第三者委員会による調査を求める事態となりました。ダルトンはフジメディアホールディングスの約7%の株式を保有しており、新たに明らかになった情報によれば、トラブルのきっかけとなった食事会の設定にフジテレビの社員が関与したとの報道がありました。しかし、フジテレビ側はこの関与を否定しています。
ダルトンは内部調査だけでは信頼を回復することは難しいとしており、外部の専門家による調査を通じて実際に何が起こったのかを明らかにする必要があると強調しています。フジメディアホールディングスは、法令遵守とコンプライアンスの強化を求める方針を示しています。
このトラブルを受けて、ダルトンは中居さんが司会を務めていた日本テレビのバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」からの降板を発表しました。日本テレビは、今回の一連の報道を受けて中居さんの出演部分を放送からカットし、総合的な判断のもと降板を決定したとしています。
中居さんは、トラブルがあったことを認めつつも、暴力行為は一切なかったとコメントを発表しました。また、代理人を通じて問題が解決したことも明らかにし、今後の芸能活動に支障がないことを伝えています。この件については、関係各所との対話を継続していく方針です。
メディア各社は中居さんの今後の活動について注目しており、彼の復帰に向けた動きがどのように進むか、今後の展開が期待されます。